タイムスリップ！？川越市の日帰り旅行におすすめスポット4選

⏰ 2024年10月20日に公開

観光埼玉県

川越市は、埼玉県の観光地として「小江戸」の愛称で親しまれており、江戸時代の面影を色濃く残す歴史的な街並みが魅力の場所です。

東京から電車で約1時間とアクセスも良く、日帰り旅行にも最適です。歴史的建造物や風情ある町並みだけでなく、美味しいグルメや神社仏閣も数多く存在し、幅広い年齢層の観光客に愛されています。

今回は、川越市でぜひ訪れてほしいおすすめの観光スポットを4つ厳選して紹介します。歴史や文化、美しい景観を楽しみながら、川越の魅力を存分に味わってください。

1. 蔵造りの町並み

川越観光で最も象徴的なスポットが「蔵造りの町並み」です。このエリアは、江戸時代の商家が建ち並ぶ情緒あふれる通りで、まるでタイムスリップしたかのような体験ができます。黒漆喰の壁や格子戸が特徴的な建物が多く、歩くだけで江戸時代の商人の暮らしを感じることができる場所です。

特に注目したいのが「時の鐘」です。高さ約16メートルの木造の鐘楼で、江戸時代から川越のシンボルとして親しまれてきました。現在も1日4回、午前6時、正午、午後3時、午後6時に鐘の音が響き渡り、その音色が街の風情を一層引き立てます。

蔵造りの町並みでは、伝統工芸品を扱うお店や、川越ならではのスイーツやグルメも楽しめます。サツマイモを使ったスイーツは特に人気で、散策の合間に立ち寄ってみるのもおすすめです。歴史とモダンな文化が交差するこのエリアは、川越観光のハイライトと言えるでしょう。

住所	埼玉県川越市幸町
公式サイト	https://kawagoe-ichibangai.com/

縁結びの神様として有名な「川越氷川神社」は、恋愛成就や良縁を願う人々に人気のスポットです。創建1500年以上の歴史を持ち、川越市内でも屈指の古社として知られています。

境内には、色鮮やかな風鈴が吊るされた「風鈴回廊」があり、特に夏の風物詩として多くの観光客を魅了しています。風鈴が風に揺れる音は心地よく、自然と調和した美しい景色が広がります。

神社では「縁結び玉」と呼ばれる、小さな石が入ったお守りが人気です。参拝者が川で浄めた石を袋に入れて持ち帰ることができ、恋愛や人間関係の縁を強く結ぶとされています。また、境内の「夫婦杉」も見どころで、2本の杉の木が寄り添うように立っており、カップルや夫婦が訪れると良縁が続くと言われています。

四季折々の自然が楽しめる川越氷川神社は、歴史や文化に触れながら、心を癒すことができるパワースポットです。

川越のもう一つの名所「菓子屋横丁」は、昭和の懐かしい雰囲気が漂う商店街です。こちらは、昔ながらの駄菓子屋が軒を連ね、子どもから大人まで楽しめる場所として人気があります。小さなお店が立ち並び、店先に並ぶ色とりどりの駄菓子は、見るだけで童心に帰ることができるでしょう。

特に人気なのが、手作りの飴や大きなせんべい、そして懐かしのラムネなど、昭和の時代にタイムスリップしたかのような商品です。お土産に持ち帰ることができる商品も多く、観光客が立ち寄るのにぴったりのスポットです。また、季節限定のお菓子も登場するため、訪れるたびに新しい発見があります。

菓子屋横丁のもう一つの魅力は、その温かい人情味あふれる雰囲気です。地元の人々との交流を楽しみながら、レトロな雰囲気の中でのんびりと過ごすことができます。家族連れや友人同士、カップルで訪れても楽しい思い出が作れること間違いなしです。

川越市の歴史と文化を深く知りたいなら「川越まつり会館」がおすすめです。ここでは、毎年10月に開催される「川越まつり」の歴史や文化について学ぶことができます。川越まつりは、ユネスコ無形文化遺産にも登録されており、豪華な山車が市内を練り歩く迫力満点のイベントです。

館内では、実際に使われる山車が展示されており、その細かい装飾や大きさには圧倒されます。また、まつりの様子を再現した映像や模型も展示されており、まつりの雰囲気を存分に感じることができます。子どもから大人まで楽しめる内容で、特に川越まつりに興味がある方には必見のスポットです。

さらに、会館では川越の歴史や文化についても詳しく学ぶことができるため、街の成り立ちや発展に興味がある方にとっても興味深い内容が満載です。まつりの迫力と伝統を間近で感じられる川越まつり会館は、川越観光の締めくくりに訪れるのに最適な場所です。

住所	埼玉県川越市元町２丁目１−１０
電話番号	049-225-2727
営業時間	4月-9月：9:30-18:30（入館18:00まで）,10月-3月：9:30-17:30（入館17:00まで）
営業日	定休日(毎月第2、第4水曜日)・年末年始以外
公式サイト	http://kawagoematsuri.jp/matsurimuseum/index.html